あこのタイムトリップの謎が明かされないまま終わったのがとても残念。
編集部の指示なんだろうなとは思うのですが、
この時間の直継にはこの時間のあこが嫁ぐことになる
というパラドクスがせつなくてしかたなくて、ひとりで盛り上がっていたというのに。
あこがもどった時間の直継は、あこが恋した直継ではなくて、
なおかつ、あこは自分の時間に戻れるかさえも不確かなのに。
なんて心理を勝手に妄想して盛り上がった結果がこれだよ!
しかしながら許嫁の心にできるだけ沿おうと決意して輿入れしたあこがとても愛おしかった。まっすぐですなおでかわいい。
とてもおいしかったです。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ビーンズ文庫
- 感想投稿日 : 2011年8月5日
- 読了日 : 2011年8月4日
- 本棚登録日 : 2011年7月24日
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