フリードマン批判として期待して読んだが、ちょっと自分の思っていたものとは違った。実体経済を分析してというより、フリードマンを批判した学者(ガルブレイスとか、アンドレ・グンダー・フランクとか)による反論を紹介するのがメイン。タイトルに「経済思想」という言葉を入れて欲しかったかなぁ。チリをはじめとして、フリードマンの直接・間接の影響によって経済運営をした結果、どうなったかということをもっと突き詰めて解説して欲しかった。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
経済
- 感想投稿日 : 2014年10月11日
- 読了日 : 2014年10月11日
- 本棚登録日 : 2014年10月11日
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