北京オリンピックの選考会も兼ねた福岡国際マラソンを舞台にしたミステリです。
42.195キロを選手達が走っている時のそれぞれの思惑と駆け引き、心理描写にはハラハラドキドキさせられます。
マラソンでミステリとはどういった事なのかと思っていましたが、最後まで読んでその意味が分かりました。
初めは何が謎なのか分からないながらも読み進めていましたが、途中あるタイミングからその謎が段々と見えてきます。
最後に明かされる真実と共に伏線が回収される時の感動は素晴らしいものです。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2012年1月26日
- 読了日 : 2012年1月26日
- 本棚登録日 : 2012年1月26日
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