バカミスですか。
本書は連作短編となっています。
「廃墟と青空」はロックバンド鉄拳が密室状態のライブハウスでデビュー公演の真っ最中、ステージ上にプロデューサーの死体を残して消失します。
この謎は魅力的で解決もなかなかしっかりしています。
続く「闇の舞踏会」はありえないアートイベントでアーティストがダイイングメッセージを残して死体で発見されます。
アートの蘊蓄がやたらとあります。
批評家の人は前の話に出てきた人みたいですが、何だか話が怪しくなってきました。
「神の鞭」の最後でさらに驚き、「電子美学」ではこういう話なのかと思わされ、最終話「人間解体」ではもう笑うしかなかったです。
モンド氏の正体もギャグですね。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2011年5月23日
- 読了日 : 2011年5月20日
- 本棚登録日 : 2011年5月20日
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