ピーター卿のシリーズ5作目です。
カーがベスト10に選んでいる作品です。
ハリエットは恋人の態度に激昂して袂を分かちます。
直後、恋人が激しい嘔吐に見舞われて帰らぬ人となります。
医師の見立ては急性胃炎なのですが、解剖の結果、遺体からは砒素が検出されます。
ハリエットは偽名で砒素を購入しており、動機と機会の両面から起訴される事になります。
ハリエットに一目惚れしたピーター卿が圧倒的な不利を覆さんと立ち上がります。
ピーター卿がハリエットの無罪を証明する為に奔走する姿には感動します。
ですが、私的にはピーター卿には一生、恋なんてしてほしくなかったです。
一生、独身でいてほしかったのです。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2012年3月8日
- 読了日 : 2012年3月13日
- 本棚登録日 : 2012年3月13日
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