NANA―ナナ― 7 (りぼんマスコットコミックス)

著者 :
  • 集英社 (2002年10月15日発売)
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本棚登録 : 1964
感想 : 51

奈々って女は本当に嫌いだ。
ナナに必要とされてないと感じ→寂しくて自分からタクミ
に会いに行く→結婚を夢見るも自分に生涯かけて愛し合える相手が出来るのか不安に→ノブの腕の中に自分の欲しい
未来が全部詰まってる気がするとノブを欲しがる
これが一日の事なんて意味わからなすぎて腹が立つ。
ノブが持ってるって根拠は!?
ノブもノブよ!意地でも幸せにするって、きれいな言葉を
並べたって説得力も何もない、空虚な響きだけ。
それに涙する感情的なお子様奈々。
これまでの経験から何も学んでないし成長もしてない。
お似合いの二人だわ。
あのタクミとの関係を終わった事にした通話からノブへの
移行の素早さも、さすがという素晴らしさ。

ナナも怖いよ。
自分の庭で奈々を放し飼いにするためにノブの気持ちを
利用したなんて…思ってても口にするなよ。
ノブに見張ってろというのも異常だよ。

この歪んだ二人のNanaの関係はホラーだよ。
シンちゃんにまるまる同感ではないけど、彼が救い。
「仕事」でも人間の醜い部分を多く見てきた彼には幸せに
なって欲しい。

もし私がこの本を発売当時に購入していたら、8巻の購入
はなかったと思う。
この先どうなろうが興味ないと思ったと思う。
アニメを見てこの後の展開が多少わかっている今でも、こ
れ以上はもういいかな…
と少し思ったりするくらいだもの。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: マンガ
感想投稿日 : 2023年6月4日
読了日 : 2023年6月4日
本棚登録日 : 2023年6月3日

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