柳楽優弥、瀬戸康史のダブル主演の映画化が封切。意識的に原作を読まずに映画を観てきた。そして映画を見終えた夜に読んだ原作の「合葬」。原作で作者が伝えたかったこと、映画の監督が伝えたかったことは別物だと感じる。原作の合葬「手を伸ばせば届きそうな、ほんの100数十年前の幕末、時代に巻き込まれていく青年たち。それを取り巻く多くの登場人物」が丁寧に、しかし淡々と語られていた。幕末は特別な時期だったのではなく、今という時代に続く、ほんの一瞬の通過点と言いたかったのだろうか。原作と映画の「合葬」。両方に触れてもらいたい。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
マンガ
- 感想投稿日 : 2015年10月6日
- 読了日 : 2015年10月6日
- 本棚登録日 : 2015年10月6日
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