お兄ちゃんを亡くした妹を主人公にした絵本。
今はもういないけれど、お兄ちゃんの誕生日は彼が大好きだったケーキを家族で切り分けて食べる日になっています。
お兄ちゃんが亡くなって何年になるのかは書かれていないけれど、主人公のみなみちゃんは兄の死を今は穏やかに受け止めているのかなと感じました。
幼くして病気で亡くなる子ども本人や両親はもちろん、きょうだいもなにかと我慢を重ね続けて辛いということ。
>病気が始まった時から、きょうだいたちへも心くばりをすべきです。
子ども達を見つめ続けてきた小児科医の細谷さんだからこそ書けるお話だと感じました。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
絵本(5.6歳頃~)
- 感想投稿日 : 2012年9月19日
- 読了日 : 2012年9月19日
- 本棚登録日 : 2012年9月19日
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