飛鳥の都〈シリーズ 日本古代史 3〉 (岩波新書)

著者 :
  • 岩波書店 (2011年4月21日発売)
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冠位十二階は極めて限定された人々を序列化しただけのもの。憲法十七条も内容は当たり前の事が書かれているだけ。そればかりか後の時代に加筆された可能性もある。が、推古朝当時、儒教と仏教に基づく新政治秩序を目指した何かしらかの訓令はあったとされる。
当初は形だけのシステムだったものも、東アジアの情勢から臨戦体制を取る事になり、大化の改新が起き、部民制の廃止、公民制と官僚制へと繋がる。そして、天武天皇の元で平時体制へと移行する。

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感想投稿日 : 2023年12月15日
読了日 : 2023年12月15日
本棚登録日 : 2023年12月15日

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