文学入門 (岩波新書 青版)

著者 :
  • 岩波書店 (1950年5月5日発売)
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本棚登録 : 474
感想 : 37
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『私たちの文化生活のなかで最も重要な地位を占めている文学,これを狭い文壇意識から解放して,正しく社会に結びつけることほど大切な問題はないであろう.なぜ文学は人生に必要か.すぐれた文学とはどういうものか.何をどう読めばいいか.清新な文学理論と鋭い社会的洞察力をもって,文学のあるべき姿と味わい方を平明に説く.』(「岩波書店」サイトより▽)
https://www.iwanami.co.jp/book/b267307.html

冒頭
「文学は、はたして人生に必要なものであろうか?この問いはいまの私には、なにか無意味のように思われる。私はいま、二日前からトルストイの『アンナ・カレーニナ』を読んでいるからだ。」

目次
はしがき
第一章 なぜ文学は人生に必要か
第二章 すぐれた文学とはどういうものか
第三章 大衆文学について
第四章 文学は何を、どう読めばよいか
第五章 『アンナ・カレーニナ』読書会
附録 世界近代小説五十選


『文学入門』
著者:桑原 武夫
出版社 ‏: ‎岩波書店
新書 ‏: ‎185ページ

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 文学
感想投稿日 : 2023年1月29日
読了日 : 2023年2月14日
本棚登録日 : 2023年1月29日

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