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『私たちの文化生活のなかで最も重要な地位を占めている文学,これを狭い文壇意識から解放して,正しく社会に結びつけることほど大切な問題はないであろう.なぜ文学は人生に必要か.すぐれた文学とはどういうものか.何をどう読めばいいか.清新な文学理論と鋭い社会的洞察力をもって,文学のあるべき姿と味わい方を平明に説く.』(「岩波書店」サイトより▽)
https://www.iwanami.co.jp/book/b267307.html
冒頭
「文学は、はたして人生に必要なものであろうか?この問いはいまの私には、なにか無意味のように思われる。私はいま、二日前からトルストイの『アンナ・カレーニナ』を読んでいるからだ。」
目次
はしがき
第一章 なぜ文学は人生に必要か
第二章 すぐれた文学とはどういうものか
第三章 大衆文学について
第四章 文学は何を、どう読めばよいか
第五章 『アンナ・カレーニナ』読書会
附録 世界近代小説五十選
『文学入門』
著者:桑原 武夫
出版社 : 岩波書店
新書 : 185ページ
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
文学
- 感想投稿日 : 2023年1月29日
- 読了日 : 2023年2月14日
- 本棚登録日 : 2023年1月29日
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