地下鉄に乗って (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社 (1999年12月1日発売)
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本棚登録 : 5984
感想 : 720
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人が思う過去の出来事とか、関わった人の印象って、一部分しか記憶されないものなのだろうね。
この小説の場合、父親のことを毛嫌いして嫌な思いしか残っていない。
そして、地下鉄に乗って過去へ戻るうちに父の一生を知ることになる。

タイムスリップものは、私は好きです。

序盤の家族崩壊や憎しみみたいな話から、過去に戻るたびにどんどん引き込まれていき、なんとも言えない愛を感じ胸が熱くなっていきました。


読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2021年9月30日
読了日 : 2021年9月30日
本棚登録日 : 2021年9月30日

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