人が思う過去の出来事とか、関わった人の印象って、一部分しか記憶されないものなのだろうね。
この小説の場合、父親のことを毛嫌いして嫌な思いしか残っていない。
そして、地下鉄に乗って過去へ戻るうちに父の一生を知ることになる。
タイムスリップものは、私は好きです。
序盤の家族崩壊や憎しみみたいな話から、過去に戻るたびにどんどん引き込まれていき、なんとも言えない愛を感じ胸が熱くなっていきました。
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- 感想投稿日 : 2021年9月30日
- 読了日 : 2021年9月30日
- 本棚登録日 : 2021年9月30日
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