夢みる惑星 (1) (小学館文庫)

著者 :
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本棚登録 : 147
感想 : 13
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「いったい、人間の居住地帯を厄災が選んで見舞うというのかね?」<br>
「選んだのは人間の方です。(中略)我々は暖かいという理由から火に掛けた鍋の底に集まったアリの群です」<br>
阪神大震災のとき、この作品のこのセリフを思い出して、思わず身震いしたのは私だけでしょうか。(佐藤史生さん、アナタって恐ろしい人…Σケ 勹|||)<br>
お話の作り方も、設定のユニークさも、スケールの大きさも、そしてセリフ回しも、全て素晴らしいので、絵が苦手……と思わず、じっくり読んで欲しい作品です。(絵も、構図とか、ロ白と黒のバランスとかメリハリきいてるし、古いモノクロ映画の雰囲気があって個人的にスキなんですが……)

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: Comic
感想投稿日 : 2006年3月20日
読了日 : 2006年3月20日
本棚登録日 : 2006年3月20日

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