ついに天国が動き出した。バントーラ図書館の
武装司書たちは完全無力化し世界は終焉に向かう。
かつては世界の救世主だったルルタが
果てしない絶望に至った過去と、
その鍵を握るひとりの女性の存在が明らかに。
物語は一転、絶望の魔王ルルタへ。
彼に架せられた世界を救う救世主としての使命。
最後の歌い人ニーニウとの出会い。
その悲恋が生み出した悲劇。
わずかな希望を胸に二千年のもの長い時を待つ。
ずっと伏線で登場していた菫色の人チャコリーと
ハミュッツの生み出された理由。
ハミュッツがひたすら殺されたがっていた
理由がようやくわかりましたね…
あの時ルルタが清浄眼を持っていれば…と
思いますがミンスの能力は珍しいんですかね…
コリオの登場できっちり最初から
物語の構成考えてあったんだな~と思うと
次の最終巻が名残惜しくもあり
とても楽しみです。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2015年5月10日
- 読了日 : 2015年5月10日
- 本棚登録日 : 2015年5月10日
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