生体エネルギーマグネタイト。それを体内に蓄積する技術を編み出したとされる供倶璃一族。その一族の媛、串蛇を秘密結社「コドクノマレビト」から護衛することを依頼されたライドウ。ここで序章は終わり、第一章の始まりか。
帝都をかける探偵。彼が守護する令嬢の秘密、そして遅いかかる怪異集団。というのはライドウのテンプレの展開。これが大正レトロな世界と、ATLUSの黒い世界を混ざりあうから、ライドウは好き。
新しい文化である西洋の勢いに圧倒されつつも、確固たる存在感でそこにある明治の和風文化も好きですが、うまい具合に混ざり合って存在している大正の和洋文化も好きです。どちらも追いやられる文化という影の部分、その影の暗さ濃さが光をきわ出せているからいいんです。「東亰異聞」「警視庁草紙」を思い出します。
ライドウの名前は「名月 明」でプレイしてました。「なづき あきら」。
探偵のイメージは夜。月下の黒マントという一見悪役なんだけど、ヒーローというカッコ良さ。夜ということで月。名月の読み方変えて「なづき」。そしたらもう雰囲気と勢いで明「あきら」です。結構お気に入りです。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2023年9月20日
- 読了日 : 2023年9月15日
- 本棚登録日 : 2023年9月15日
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