グラゼニ~パ・リーグ編~(7) (モーニング KC)

  • 講談社 (2020年1月23日発売)
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本棚登録 : 92
感想 : 8
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凡田の34歳シーズンもいよいよ終盤。アマがき隊の活躍に注目されてきたシーズンですが、打つ方での注目株は坪内。
フェイスガード着用が吉と出て、一躍強打者へと成長しています。彼の打棒に助けられて凡田もハーラートップ13勝!

こういうのって、フェイスガードの使用禁止となったら、どうなってしまうんだろう。

凡田と最多勝を争う一人が、ライバル則川。彼も凡田同様の遅咲きの選手なので、活躍は楽しみなんですが、ここへきて不穏な事態へ。利き腕の肘の痛みって、やばいやつだよね。ペナントの順位も個人タイトルも争っている最中、選手としてのキャリアも考えている中での、危険信号。無視すればいけそうな感じというのが、また絶妙な匙加減で不安を煽ります。
どうなる則川。


甲子園自慢の話は、あるあるとして面白かったですね。あるあるなのかはわからないけど、そこに入っていけない疎外感って、わかりやすいです。翻って逆自慢には気をつけなさい、というオチも効いてて、あの回好きです。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2020年2月16日
読了日 : 2020年1月24日
本棚登録日 : 2020年1月24日

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