【課長時代のメッセージ】
「三年で物事が見えてくる。三十歳で立つ、三十五歳で勝負は決まり」
「三十五歳になるとその人の成長角度は決まってしまう」
「礼儀正しさにまさる攻撃力はない」
「朝出勤のときに走る者、遅刻する者は数歩の遅れをとる。日々十分の差、三十分の差」
「沈黙は金にあらず。正確な言葉、表現に気を配ること」
「読書の価値は本の数ではない。多読家に仕事のできる人はいない」
「酒の飲み方はその人の品性を表す。酒の上での失敗は高くつく」
「メモをとるとよく覚え、覚えると使う、使うと身につく」
「東レは最終の職場ではない」
「男にとって女性への考え方、対応は人生や他人に対する考えの程度を表す」
「子供は親の鏡、親は子供の鏡 - 子供の教育に関心を持ち、家族、学校、社会に責任を持つこと」
「出世はその人の人間性、能力、努力の一つのバロメータ」
「友達は大事にしよう。友情には手入れが必要」
「人生に必要なのは勇気と希望とsomething money。身分相応の金遣い」
【会社の仕事とは何だろうか】
業務遂行にはプライオリティの設定とバランス感覚が求められる。
90点の評価を得ようとすると大変だが、それを80点でいいと思った瞬間に30%仕事時間が減る。90点とするか、80点とするかは、組織の責任者の判断が大きい。
そのテーマは90点であっても、もし他の大事な仕事をやらなかったら、そちらは0点となる。
【事実とは何か】というのは極めて重要なことである。
①報告された事実
②そうであって欲しいという事実
③前提とされた事実
など様々なケースがあり、それは事実でないケースがある。
一度ゆすってみて「本当に事実かどうか」を検討しなければならない。
【女性の活用】
■制度をいくら変えようとトップがいかに叫ぼうと、根本的な解決にはならない。
自分の家庭のマネジメントができない男性に会社の中でだけ女性を活用せよというのは無理な話である。
■男性社会の主人公の男性が、女性の立場、女性の目線に合わせて自分の問題として家庭や社会を捉えない限り、女性の活用など夢のまた夢である。
- 感想投稿日 : 2010年5月3日
- 読了日 : 2010年4月26日
- 本棚登録日 : 2010年4月26日
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