郷愁溢れる一冊でした。
電車にまつわる短編集だからでしょうか。
電車は乗るのも眺めるのも好きな私。
電車って毎日乗っている人にとっては生活、たまに乗る人にとっては思い出…そんな気がします。
そんな日常、あるいは心の深いところにある大切な思いがこの一冊に丸々詰まっています。
そのどれもが、決して派手ではなく倹しいもの。この“倹しい”という言葉が何度も作中に出てきました。だから心を揺さぶられる一冊なんだろうな、と思います。
「みっともなくても、生きる。あのひとも、俺も。」
キラキラしてないけどあったかい。
こんなクリスマスもいいものです。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2023年12月24日
- 読了日 : 2023年12月24日
- 本棚登録日 : 2023年12月24日
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コメント 2件
NO Book & Coffee NO LIFEさんのコメント
2023/12/24
こっとんさんのコメント
2023/12/24