個人主義のアメリカで生き延びるには、逆に仲間を作らなくてはいけないと繰り返し語られる。
リングの上だけでなく、刑務所暮らしの中で人種差別と警官をぶん殴ったことに対する懲罰的な扱いと、ろくでもない連中の中でなんとかまともに生き延びるサバイバルも読み応えあり。
日本のプロレス界のゴシップ的話題についてはもともと筆者は助っ人的スタンスで渦中にいたことはあまりない(そのわりに、日本プロレス史上に警察が出動する暴動三回のうちの二回に関わっているのだが)ので、あまり詳しくない。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
プロレス
- 感想投稿日 : 2012年3月13日
- 読了日 : 2012年3月13日
- 本棚登録日 : 2012年3月12日
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