〈抜粋〉
「アートという植物」は、地上で輝く「表現の花」を咲かせているものもありますが、地上には姿を見せずに地下の世界で「根」を伸ばすことを楽しんでいるものがほとんどです。
植物全体として見たとき「花」が咲いているかどうかは大した問題ではありませんし、ましてや「花」が美しいか、精巧であるか、斬新であるかといったことは関係ありません。
20世紀の画家たちが、自分だけの“アート”を追求してきた過程は、勉強になった。最後のスティーブ・ジョブズの話からは「アート=人生」だと理解した。勇気づけられた。アーティストとしばしば混同される“花職人”の作る花にはタネも根もない。絵が下手でも関係ない。奇抜なアイディアなど無くていい。自分の興味の持てること、愛情の持てるもののほうにどんどん根を伸ばそう。
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- 感想投稿日 : 2022年11月30日
- 読了日 : 2022年11月30日
- 本棚登録日 : 2022年11月30日
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