小さい頃、家にあった数少ない絵本の中で心に残っている本。
ぼくの今、いるところはどこでしょう?
ぼくは、今、ぼくの家の庭にいます。
ぼくの家はぼくの町の中にあります。
ぼくの町は、ある大きなタワーのある町のとなりにあります。
その大きな町からは富士山が見えます。
富士山は日本の国で一番高い山です。
日本の国は太平洋にある島国です。
太平洋は地球で一番広い海です。
地球は大きな丸いボールの形をしていて、地球の周りを月が回っています。
地球は太陽の周りをぐるぐるまわっています。
地球の他にも太陽の周りをまわっている星たちがあり、その星たちのことを 太陽系の星がといいます。
その太陽系の星は、何億とある他の星たちと一緒に銀河系という、星の集まりをつくっています。
僕のいまいる“僕の家の庭”から町へ、
町から日本へ、日本から太平洋へ、
太平洋から地球へ、地球から太陽系へ、太陽系から銀河へと視界が広がっていく、子供心に「自分は宇宙の中にいるんだ」という発見がある、素敵な知的な絵本です。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2022年6月4日
- 読了日 : 2022年6月4日
- 本棚登録日 : 2022年6月4日
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