下から目線で読む『孫子』 (ちくま新書 856)

著者 :
  • 筑摩書房 (2010年7月7日発売)
3.11
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本棚登録 : 68
感想 : 12

実力以上に買いかぶられるよりは実力を知られない方がまし
自分でやるのではなく相手にやってもらうように仕向ける能力
自分からこれをやると限定せず、相手に適切に対応する
騙されたふりをして選択肢をなるべく残す

長期戦は良くない
気力が続かない
完璧を目指すと効率悪い
計画が立てれない
嫌なことが後回しになる

攻めるのは守りにくいところを
直接悪い点を指摘すると反発されるが、間接的に説教するとつい話を聞いてしまう

ダメと分かっていることにこだわらない
金持ち喧嘩せず、説明しても無駄な人にはやめておく。
こちらから説明すると相手に訊き返す余地を与え、さらに説明が必要になる。

勝つのと負けないのは違う
勝つのは欲望、きりがない。
負けないのは本能、節度があり、仲直りもできる

上は下をコントロールするために物事を抽象化してくる

逃げ場がなければ死ぬ気でやるというのは間違い、なんとか逃げようと足掻く。
下の者はプレッシャーに弱いので逆効果

喧嘩の前には充分に調査する

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感想投稿日 : 2018年10月5日
本棚登録日 : 2014年10月20日

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