2007年の作品 ヴェネツィア国際映画祭のコンペティション部門に出品作品。
出演されている役者が吹き替えなしの英語版もあります。(日本語版ではタランティーノの吹き替えは三池崇史)
この映画が完成して上映された時はかなり話題になったのでしょうか。名のある役者がチョイ役で出ていたりします。エンディングにサブちゃんが歌っています。そういった事からも伺えます。日本の時代劇映画がアメリカでリメイクされ西部劇映画となった。その西部劇映画をリメイクした感じ。
舞台は日本の寂れた村。時代劇と西部劇が入り混じる。そこにマカロニウエスタンに対してのスキヤキウエスタンになっている。最初にタランティーノが出てくる。これから始まろうとする物語の説明をする。スマップの香取君が出てきて直ぐにやられる。
この作品を観ようと思ったのは三池作品だったから。日本で一番作った作品が話題になり、製作費も掛けている監督ではないでしょうか。ただ、三池作品は凄くって面白いのと、凄いけど詰まらないの2つに別れるのも特徴かと思います。
主役の伊藤英明は全面主張せず控えめに演じてます。その事が他の出演者達を良い感じで引き立たせてます。伊勢谷友介は所作や振る舞いが凛としてカッコ良かったです。木村佳乃はワイルドなセクシーを感じさせながら母性も感 じさせます。佐藤浩市・香川照之は滑稽さを演じつつ映画の中で重厚さをだしてます。
細かい事は気にせず、映画そのものを楽しめる。一昔前の娯楽活動大活劇という感じの映画です。
マイム的にはお勧めする映画です。
- 感想投稿日 : 2017年1月14日
- 読了日 : 2015年2月4日
- 本棚登録日 : 2017年1月14日
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