ミラージュで直高の主従カプに萌えたので、こちらの主従にも手を出してみた。
読み始めてびっくり。そういやそうだった。この作者さんのかくキャラクターは私には見分けがつきにくいのだった。
子どもの頃の愛読雑誌が「花とゆめ」だったので、加藤知子さんはデビューの頃から知っているのだが(異国館ダンディはタイムリーに読んでいた!)、絵が苦手だった。
キャラのバリエーションがそんなに多くない漫画家さんなのか、髪の毛の色でかろうじて、ルドルフとアルフレートを見分けている。
もっというと、女性キャラ(ローザとジゼル)も同じ顔に見えるし、どのキャラにも共通で言えるのだが、横顔になると目の白目部分が多いのに、なぜ正面向くとなぜあんなに目の黒眼部分が多くなるんだ???
しかし、読み進めていくうちに気にならなくなる不思議。キャラの見分けもついてくるんだなこれが。慣れれば無問題だった。
1巻はまだまだ序盤という感じで、あまりまだ大きな事件は起きない(アルフレートがある人物を谷から落としてしまうのは結構大きな事件かもしれないが)。
それより、欄外の作者の近況を書いた4分の1が気になった。
177ページ<blockquote>「加藤さんは読者が泣こうがわめこうが耳をかさずに決めた通りにかくのでしょうね」
・・・わかってるじゃないの・・・</blockquote>なにこの不穏な空気。これからナニが起こるの!?
ラストに死んだと思っていた大佐が現れるし、「あ、こりゃこれからバッドエピソードが出てくるな」という予感をさせて以下次巻へになった。
おもしろいのか・・・・?まだ分からない。
とりあえず、1巻に萌えはなかった。
- 感想投稿日 : 2018年12月9日
- 読了日 : 2016年1月23日
- 本棚登録日 : 2018年12月9日
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