著者は写真家でもあるという。なるほど、美しい一冊である。まずは茶器をあしらった装丁が美しく、そこに墨で書かれた「中国茶入門」の文字が美しい。中をパラパラめくれば、茶を愛でる漢詩あり、中国茶のフルサトを訪ねた美しい写真あり。茶にまつわる美しい文章あり。茶をいただく時間を盛り立ててくれる。さらに深い時間をもたらせてくれる。やはり手元に置きたい一冊である。
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カテゴリ:
食
- 感想投稿日 : 2004年11月4日
- 本棚登録日 : 2004年11月4日
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