勝負の極意 (幻冬舎アウトロー文庫 O 1-1)

著者 :
  • 幻冬舎 (1997年4月1日発売)
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感想 : 30
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2010年3月13日読了。

「私はこうして作家になった」「「私は競馬で飯を食ってきた」の二部構成。

作家になったほうはかなり面白かったです。年齢のわりに遅いデビューだったのですね。同年代の作家さんに村上龍さん。若いときにデビューするのも脚光を浴びて良いけど、長く続けていくというのはまた違う話だと思う。

競馬で云々というのは、競馬に興味がないとまるでちんぷんかんぷんですわ。馬はパドックで見たほうがわかるというのはなんとなくわかるけど。調子の良し悪しは人も馬も同じような気がするし。でも基本的に興味がないとやっぱり「ふーん」で終わっちゃいますね。

文体が違うというかテーマがまるで別人というのは、たしかに。
小説のときとは違う浅田さんを発見出来てちょっとお得な気持ちですよ。
競馬はわかんなかったけど(^_^;)

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: essay
感想投稿日 : 2015年6月18日
読了日 : 2010年3月13日
本棚登録日 : 2015年6月18日

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