収録作品は宇野浩二の代表作で、趣の異なる3作品だった。「思い川」は作家と芸妓の30年に及ぶプラトニックな恋愛小説。心情描写が少ないが2人の心の通う様が伝わってきた。「蔵の中」は書き出し一文だけで引き込まれる。解説と作家紹介にかなり助けれ、良い意味で難儀な読書体験となった。
読書状況:読み終わった
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2024.1読了
- 感想投稿日 : 2024年1月27日
- 読了日 : 2024年1月27日
- 本棚登録日 : 2024年1月27日
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