最初は、定年を間近にした刑事の最後の事件、かと思っていたら。
全然違った。ちょうど真ん中くらいのページで急展開が起き、ストーリーが180度変わってしまった。あのとき明らかに選択を間違った主人公に、でもどうしようもなく切ない哀愁の主人公に、がんばれ、と思ってしまう。残りのページが少なくなっても着地点が見えなくてハラハラドキドキした。あんなに慕ってくれる後輩に打ち明けたら良かったのに。結局怪物の仲間になって、初めて理解してもらえた匂い。やるせない。でも、憎めない3人が並んで歩く背中を思う。余韻がすごい、、。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2022年8月4日
- 読了日 : 2022年8月4日
- 本棚登録日 : 2022年8月4日
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