読み終えて、
なんだか涙が出てきちゃいました。
とても温かい涙。
「その扉をたたく音」...。
私の中の"温かな涙の扉"たたかれました。
ユング心理学でいうところの「人生」でみると、
主人公は「人生の午前中」にあって、
輝かしい太陽に照らされているのに、音楽の夢を捨てきれず、自分の足で歩くこともできず、親にもたれかかって生きている青年。
その青年が、
「人生の日没」に差し掛かった人々と、"音楽プラスα"で交流しながら、"自分の足で歩む決意"をしていく、そんな温かさと、
「人生の日没」を前にした方々が、青年との交流で、
"日没は闇ではない"と、
"この世界は、闇になれば、空いっぱいに星が輝く世界なのた"ということを私に思い起こしてくださった、そんな温かさ。
その二つの温かさが私の心いっぱいに広がって、ウルウルきてしまいました。
瀬尾まいこさんの小説は、いつも本当に温かい。
ps.
読み終わりそうな時、「あっ今日は10月8日」って
気づいて、あまりの偶然に、ますます!涙腺ゆるみました。。。
ps.2.
「あっ表紙!」...今、気づきました(*゚▽゚*)
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2021年10月8日
- 読了日 : 2021年10月8日
- 本棚登録日 : 2021年10月1日
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