コンピュータは数学者になれるのか? -数学基礎論から証明とプログラムの理論へ-

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  • 青土社 (2015年2月24日発売)
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【書誌情報】
『コンピュータは数学者になれるのか? 数学基礎論から証明とプログラムの理論へ』
著者:照井 一成(1971-)
定価:3,080円(本体2,800円)
発売日:2015年2月
ISBN:978-4-7917-6851-6

ヒルベルト、ゲーデル、チューリング、ゲンツェンら天才たちの挑戦は、 いまコンピュータ科学を経由して、世界に大転換をもたらしつつある。 「不完全性定理」「P対NP問題」などの論争の歴史を最新アップデートし、 「人工知能」の未来にまで架橋する数理論理学の決定版!

「[……]証明たちは、やがてプログラムとなり、計算理論の根底と結びついた。 20世紀初頭に繰り広げられた数学基礎論争の相克は、 この強固な基盤のもと、コンピュータ科学において新たな生を授かったといえる。 この大きな力が人工数学者の誕生に向けた突破口とならないだろうか。 そんな可能性を模索しているのが現状である」(本文より)。
[http://www.seidosha.co.jp/book/index.php?id=2117]

【簡易目次】
1 数学者を作ろう(数学者とは何か;人工言語を画定する ほか)
2 対角線上に追い詰めろ(対角線論法とは何か;言語の限界 ほか)
3 計算よ停まれ!(数列の生成と停止;全員整列! ほか)
4 NPの壁(しらみつぶしと数学知性;P・NPとは何か ほか)
5 活き活きした証明(ラムダ計算;証明はプログラムである ほか)
6 対角線方向にむかう未来

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 410.数学
感想投稿日 : 2022年12月13日
読了日 : 2022年12月13日
本棚登録日 : 2021年3月21日

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