都丹一味との死闘を素っ裸で戦った杉元一行。どうも薔薇族的な展開になってきた。逃走の途中に、谷垣に救われるインカマッラ。二人の間には愛情らしきものが芽生える。
いよいよ網走刑務所についた一行。キロランケと谷垣が網走川と刑務所の壁の間に鮭漁の小屋を建て、そこからひそかに刑務所内部へとつながるトンネルを掘る。夜間にアシリパは杉元たちとともに、収監されているのっぺらぼうに会いに行く。しかしこの人物は監守・犬童が仕込んだ替え玉で、アシリパの顔を見るなり大声で叫ぶ。侵入者に騒然となる獄舎。
しかしインカマッラから情報を得た鶴見は、駆逐艦隊を率い川を上って網走監獄へと迫っていた。目的はアシリパとのっぺらぼうの身柄確保だった。
ギャグチックな展開(それはそれで面白いのだが)で間延びした物語が、再び緊迫してきた。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
マンガ
- 感想投稿日 : 2022年9月27日
- 読了日 : 2022年9月27日
- 本棚登録日 : 2022年9月27日
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