ラム&コ-ク (宝島社文庫 589)

著者 :
  • 宝島社 (2007年8月1日発売)
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本棚登録 : 127
感想 : 15

作家自体は売れてるのか売れてないのかよくわからない位置づけ。
作品は、裏金をめぐる銃あり誘拐ありのよくある犯罪映画っぽい構成。あ、だから読みやすかったのか!(笑)映画ネタとかをちょこちょこ挟むジョークのキレも好き。
しかし、作家の経歴に「台湾生まれ」「大学の中国語教師」「中国人犯罪者の通訳」と、この本の登場要素と合致しまくる。中途半端なドカチン知識も、多分職歴から来てるんでしょうね。

個人的には、登場人物の年齢層が20後半~30後半(ヒロインは33歳w)と高めな設定なんだから、もうちょっと年くった描写を
期待してしまった。服役してたという設定があまり生きてない気がするし、翔子とかは20前半でもイケるだろw

読書状況:未設定 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2016年12月8日
本棚登録日 : 2016年12月8日

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