六条御息所 源氏がたり (下) (小学館文庫 は 5-5)

著者 :
  • 小学館 (2016年9月6日発売)
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感想 : 10
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都に戻ってからの源氏は政治に力を入れ、権力を欲しいままにしてゆく。ここでも女は道具として扱われ、翻弄される。
若い頃は魅力として捉えられていた、傲慢さや執拗さ、身勝手さが、年齢とともに浮き彫りになり、源氏のいやらしさと女性たちの苦悩があぶり出されていく。

「六条御息所 源氏がたり」、読み応えたっぷりの大作でした。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2020年5月9日
読了日 : 2020年5月10日
本棚登録日 : 2020年5月9日

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