空の中 (角川文庫 あ 48-1)

著者 :
  • 角川グループパブリッシング (2008年6月25日発売)
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本棚登録 : 25730
感想 : 1869
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怒りっぽい不器用なツンデレ女子の自衛官に、
若いのにどこまでも懐深くその女を見守る男。
なにこのラノベ・・・。
格好つけた恋愛テイストの会話が本当に気持ちが悪い。

そこにおまけにUMA(未確認生物)とのファーストコンタクトとか・・・。
かといってその後、どきどきする展開がまっているわけでもなく、
色々伏線絡めて来ているわりに考えさせられるわけでもなく、
ラストに意外性も特になく、この本何が評価を高めているんでしょう??

よくこんなの一般書籍で出版したなーとあきれつつ、
ふとあとがきを見たら、この本元々ライトノベルだったんですね(笑)
それが異例のハードカバーで出て、文庫化されたと・・・。

なるほど。
そもそも「天空の蜂」のようなシリアスなものをイメージしてた
こっちが勉強不足で悪かったんだな。
だけど、そんな事されたら買う前に作者の経歴等調べまくらないと
買えなくなるじゃないか・・・。

この作家さんの本は阪急電車しか読んだ事がなく、
あれもあまりにファンタジーで気持ち悪く思ってたけど、
ライトノベルの作家さんとわかればそれも納得。
それしか読んだ事がないし・・・と、これを手に取ったわけですが、
こういうテイストの作家さんだと判ったので、
もう読む事はないですね。

3部作というのでまとめて買ったほかの2作をどうしたものか・・・。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2016年2月14日
読了日 : 2016年2月14日
本棚登録日 : 2016年2月14日

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