名前だけは知っていた、もう一人のミステリー女王をようやく読めた。
トリック自体はいまはもう目新しくはないけど、第二次大戦以前の作品だから仕方ない。
それでも、いまなお、キャラクターの魅力が色褪せない。
ウィムジーと執事のバンターは、ウッドハウスの主従そのままで、ほほえましかった。
大戦中に、貴族だから?その学歴ゆえに?ウィムジーは大佐として従軍中、塹壕に生き埋め、それを助けた軍曹?が後に執事になった、というのも萌えーでした。
語り口調も楽しく、ウィムジーの母や兄も面白いし、この時代の貴族社会が華やか。
またこのシリーズを読んでみたい。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2019年11月15日
- 読了日 : 2019年11月15日
- 本棚登録日 : 2019年11月15日
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