いろいろと、とんでもない話だった笑。
はるな檸檬さんの本で、この本を知り、読んでみたいと思って数年。
ようやく手に取ったが、非常に不思議な話だった。
あまり後味がよくなさそう、とは知っていたけど。
つんつく先生などの絵本のたかどの作品とは異なり、けっこうダーティ。
同じくたかどのさんの「ルチアさん」も暗めだったなあ。
フィレンツェを舞台にしたネコとネズミの戦い。
ココは性格が、、ちょっと、、、。
ストーリーは、(この状況を産み出した)「犯人はヤス」の一言だけど、戦いのシーンの演出はカッコ良くて好きだな。
ヤクザ映画のようでもあり、歴史物語のようでもあり。やくざな男にひかれた少女の悲しいすれ違い。ああ、だからその男はやめとけって言ってんじゃ~ん、という読者とモロの叫びが続くストーリー。
エンディングにもうちょっと明るめの想像の余地を残して欲しい。双子の人間はなんだったのかな。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2022年10月13日
- 読了日 : 2022年10月13日
- 本棚登録日 : 2022年10月13日
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