高校の教科書に載っていた「空也像」の写真、唱えた念仏が阿弥陀仏になったという姿が衝撃的で、大人になってから何度か六波羅蜜寺にも行った。
市聖であることは何となく知っていたが、ここに描かれた空也は、もはやその呼び方では片付けてはいけない。
もちろんすべてが史実ではないだろうが、母への想い、身分を捨ててからの喜界坊や猪熊との出会いが根本にあったのだな…
この本を読んでいる間に、病に伏していた自分の母が亡くなり、読むのにとても時間がかかってしまったが、いつも空也様がお側に居たようで本当に救われる思いだった。
なむあみだぶつ ありがとうございました。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2018年8月9日
- 読了日 : 2018年8月9日
- 本棚登録日 : 2018年6月30日
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