面白かった!!
劇場型犯罪には劇場型捜査を!
その設定、ストーリ展開にドキドキしながら楽しめました。
下巻ではいよいよ情報が集まりだします。
犯人(=バッドマン)からと思われる手紙。本物か偽物かといったところから、本物の手紙を断定していきます。
さらに犯人に呼びかけを行い、さらなる情報を引き出す巻島。
一方で、別テレビ局にその捜査情報を流す警察内部。
捜査が進展しない状況で、ついには、世間からも内部からも非難が上がり始め、その捜査の着地点が視えません。
どうなる?どうなる?
って思っていたところで、ついにクライマックスへ。
巻島の「犯人に告ぐ」シーンは迫力満点でした。
「今夜は震えて眠れ」というセリフが凄みがあります。
犯人を追いつめ、逮捕することが出来るのか?
さらに、上巻で伏線だろうなって思っていた巻島の家族構成もその通りに使われます(笑)
そして、最後には6年前の事件について、正面から向き合う事になります。その台詞には胸が熱くなりました。
これは、とってもお勧め!
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ミステリー
- 感想投稿日 : 2018年4月22日
- 読了日 : 2018年4月22日
- 本棚登録日 : 2018年4月22日
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