息の限りに遠吠えを (中公文庫 は 66-4)

著者 :
  • 中央公論新社 (2018年11月21日発売)
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感想 : 3

主人公たる犬の一人称で全編が進む。

珍種のジャパニーズスパニエル?としてアメリカに渡った主人公は、狼やバイソン、馬、ピューマなど様々な「種族」との出会いを経験しながら、白人との戦いに突き進む。

アメリカ開拓時代の(あえてそう書かれているのだが)インディアンと白人の対立と、生麦事件の日本とが重ね合わされている。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2019年4月28日
読了日 : 2019年4月28日
本棚登録日 : 2019年3月16日

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