宮田珠己『だいたい四国八十八箇所』読了。
随分と適当な本だな〜と思って読んでたけど、読み進めていくうちに、「遍路ってこんな感じなのか〜」と我がことのように感じれる良書。
印象に残った箇所は、over60は〇〇日で歩ききった、1日〇〇キロ歩いた、などの健康自慢が多くて、先を急いでいるように見える一方、若者はのらりくらり四国一周してて郵便局の消印集めたり、とにかく無意味なことに一生懸命になってるってところ。
遍路を楽しめるのは、後者でしょうね。
あとは、国道のような車通りが多いところは二度と歩きたくない(ファーストフード的な道は歩きたない!)けど、山の中や標高の高いところは大変だけど楽しいってのは、地域の存続を考える上でも重要な視点だと思います。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2016年1月29日
- 読了日 : 2016年1月29日
- 本棚登録日 : 2016年1月29日
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