ハーバードビジネススクールでもっとも影響力のある名物教授。
ハワード先生の教えを著者との対話形式で紹介した書籍です。
訳者がライフネット生命の岩瀬副社長という事で、興味を持って即買いしてしまった一冊です(笑)
人生でぶつかりそうな困難を乗り越えるテクニックが多く紹介された書籍だが、そのベースとなっているのはあくまでも「自分の頭で考える事」であった。
本書の中でも以下のような主張があった。
リスクについて考える時、達成するべきゴールを考える時、他人の価値観よりも自分の価値観で考えなければいけない。
そして、自分を変えるタイミングが来た時、周囲の出来事に対して、自分で舵を取るべきだ、という事。
インターネットが全ての答えを用意してくれる時代、自分の頭で考える事や、テクニックを自分の状況に落とし込んで行く重要性を示唆してくれている。
・自己の強みを理解すること
・ロールモデルをみつけること
・夢をみつけること
本書では、これらについても多くのヒントを与えてくれる。
「やりたい事がわからない」という若者が増えている昨今、
「自分にとって本当に大切な事を、自分の頭で考える事」
「自分で自分の人生の舵を取る事」
の重要性を再認識させてくれる読書であった。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2013年5月20日
- 読了日 : 2013年5月20日
- 本棚登録日 : 2013年5月20日
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