特異領域の特異点 真理へ迫る七秒間 (電撃文庫 は 10-1)

著者 :
  • アスキー・メディアワークス (2011年8月10日発売)
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本棚登録 : 178
感想 : 17
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・あらすじ:大陸の形を変え、人口の半数を犠牲にした科学実験「特異領域の特異点」によってかつての常識が覆された世界の話。
・読み応えあり。個性的な登場人物と湧き出るアイディア(ネタ)がコレでもかと詰め込まれた作品。
・科学や物理の知識がなくとも論理的な説明で理解しやすいが、後半に進むほどアイディアの組み合わせに破綻が生じるのか理解に足る難易度が上昇する。要は頭をつかうってことだ。もちろん科学や物理の知識があればより楽しめるものとなっている。
・次から次へと披露されるネタが面白い。物事の面白い見方に気付かせてもらった。そんなにネタをぶっこんでいいのかと作者を心配してしまう。
・アイディアを連発して引き込み読ませる力を持った作者だが、次巻以降ネタ切れにならないか心配である。面白かった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 教養
感想投稿日 : 2012年7月26日
読了日 : 2012年7月26日
本棚登録日 : 2012年7月26日

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