イノベーションのジレンマ 増補改訂版 Harvard business school press

  • 翔泳社 (2001年7月3日発売)
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感想 : 46
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著名な本なので、多くの人が読んでいると思います。私の場合、新規の開発プロジェクトを提案しようと構想を練っていた際にこの本と出会い、2003年のお正月休みに一気に読み終えました。目から鱗が落ちるとは、このことかと思いました。そして、同時にイノベーションの恐ろしさに震え上がりました。特に、破壊的技術の原則の中で、原則1「企業は顧客と投資家に資源を依存している」、原則4「組織の能力は無能力の決定的要因になる」には、感銘を受けました。以後、幾度か読み直したり参照したりしています。私が読んでから20年も経過していますが、読んだことがない人には是非ともお勧めしたいと思います。このところ、イノベーションを何かの格好の良いファッションと勘違いしていそうな文章や発言を散見しますが、おそらく、この本を読んだことがない人だと思います。また、再読しようと思っています。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2023年7月19日
読了日 : 2023年7月6日
本棚登録日 : 2023年7月19日

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