数奇にして模型 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社 (2001年7月13日発売)
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本棚登録 : 6928
感想 : 456
4

1998年作品
巻末の作者がマンガ同好会で活躍されていたことに驚いた。

今回のミステリーは普通の感性で読んでいたら、???
となる。サイコミステリーといえるのかも。
1.嘘つきの犯人が文章からも浮気をした事実がなくても
嫉妬で殺人ができるのだろうか?
2.衝動的な行動でも、犯行の痕跡を残さないことはできるのだろうか?
3.最後の被害者は犯人の異常な精神を感じていなかったのだろうか?
4.この時代、足跡(靴跡)は調べることは不可能だったのか?
とおもったりした。
2020年の今、沢山のカメラが存在する。科学捜査も
進歩している。
昔のミステリー小説は懐かしく感じる。

犀川先生は親の愛情で萌絵に接しているのか?
萌絵がトラウマで刑事のまねごとをして、危険を顧みないのか?2人の関係は気になるところ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2021年3月10日
読了日 : 2021年3月10日
本棚登録日 : 2021年2月23日

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