女王の花 (1) (フラワーコミックス)

  • 小学館 (2008年8月26日発売)
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本棚登録 : 1246
感想 : 98
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※話の本筋には関係ない考察あり
衝動買いした大好きな作品です。
毎巻泣きながら読みましたが、何が1番悲しいかって主人公の名前が一切出てこないことだと思います。曾の王子も名はありますし、亜姫にも勿論あるでしょうが、その名前を呼んでくれる人は亜姫の人生にはいなかった。亜姫だって名も称号に過ぎないと考えていることでしょう。だけど、彼女がただの女の子になってその名前を薄星が呼んだら、そうしたら本当に亜姫はただの女の子だ、と考えてそう考えると素晴らしいラストでした。
ところで10巻27話、王子の絵が構図的にもあまりに高諷に似ておりゾワっとしたんですけど、これはさすがに気の所為?(書くところがないのでここで)

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2024年2月12日
読了日 : 2023年12月29日
本棚登録日 : 2024年2月12日

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