印象派で「近代」を読む 光のモネから、ゴッホの闇へ (NHK出版新書)

著者 :
  • NHK出版 (2011年6月8日発売)
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感想 : 66
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27.10.9東京都美術館で開催中のモネ展で購入。
大好きな印象派を中野さんの視点で解説。とても面白く、勉強になったしますます美術館に行きたくなる。(そしてもう一度モネ展に!)
原田マハさんのジヴェルニーの食卓を思い出しながら読み進めた。

印象派の絵は疲れずあまり考えず、ただ明るくて綺麗〜と観る感じ(だから日本人に人気だとか)だったけど、明るい中にもその時代背景、自分が思っていたのとは違う作者の意図があったり…。
それを知ることでさらに美術鑑賞が楽しくなるし、驚きや軽いショックを受けつつもますます魅入る。どんな背景があったとしても美しいと思う。

印象的な作者の言葉 [にもかかわらず美しい]
この言葉が全て表していると思った。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2015年10月16日
読了日 : 2015年10月16日
本棚登録日 : 2015年10月9日

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