パンドラの匣

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  • 2012年9月27日発売
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感想 : 19

たとえばフラれて何か月も何か月も涙目で過ごした末の末のある日の朝、フっと気持ちが軽くなって憑き物が落ちたように楽になる。ああ、今度もようやくヤマを越えることができたようだな、みたいな。私も雲雀も、スケールは違っても脳内レベルでは同じ処理を経ていると思う。パンドラの匣の隅っこにある「希望」を一瞬見失っても、よく見ればあるよ、「希望」は。そして男にとって女がパンドラなら、女にとっては男もパンドラだよね。
読後感が実に爽やかなんですけど、こんな感じの読みでいいのかな?

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2016年8月30日
読了日 : 2016年8月30日
本棚登録日 : 2016年8月30日

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