君たちに明日はない (新潮文庫)

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  • 新潮社 (2007年10月1日発売)
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感想 : 581
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リストラ請負人・・そんな仕事って本当にあるのだろうか。

何だかリアリティありすぎ。

非常に面白い小説なのだが、これを平気で読める人は順風満帆なサラリーマンなのだろう。

オレのような「おちゃらけサラリーマン」には反面ぞっとする内容だ・・。



様々な企業の様々なリストラを主人公は引き受けていく。

ある銀行のケースでは、対象者の中に高校の同級生がいるのだ。

相手の立場に立った視点で考えると、こりゃあツラいもんがあるだろうなあ。



そういえば、高校時代の同級生の一人が「転職コンサルタント」の仕事をしている。

彼の会社がうちの会社と契約したら、まさにこの話同様じゃん(笑)



一部、過激な性描写があったが、あれは要らんなー。

読書状況:未設定 公開設定:公開
カテゴリ: 面白い!
感想投稿日 : 2007年11月19日
本棚登録日 : 2007年11月19日

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