「助けて」と言える国へ ―人と社会をつなぐ (集英社新書)

  • 集英社 (2013年8月21日発売)
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本棚登録 : 202
感想 : 27
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フォトリ24冊目。「傷み」、「傷つく」ことから世界を読み解く。傷つくことを極端に恐れふみこまない、スルーする感覚が今の日本のベース。「負け組」はその犠牲者。でも、人に手を差し伸べることができるのは「傷み」知るもの。期待すべきは高スペックな人材ではなく、「傷ついたひと」達かも。
奥田牧師のキリストや処女降誕、宗教の意義についての考え方もとても面白い。不登校についての解釈も当事者の立場にたち、ハッとさせられました。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 若者 未来
感想投稿日 : 2013年9月11日
読了日 : 2013年9月10日
本棚登録日 : 2013年9月10日

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