王さまのお菓子

著者 :
  • 世界文化社 (2021年12月2日発売)
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本棚登録 : 758
感想 : 60
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外国の絵本のような装丁とイラスト、題材だが、日本の著者による絵本。

王さまのお菓子、というと馴染みがないが、ガレット・デ・ロワというと聞いたことがあるかもしれない。
パイの中に小さな置物が入っていて、それが当たった人が王様となり、一年の幸せが約束される、という幸せなお菓子のことだ。
フランスのお菓子なので、西洋菓子店にはあることも多いかも。
子供たちには美しい絵と美味しそうな物語、異文化の楽しみを、大人はあとがきまで読んでさらに文化への理解を深められる。

ちょっとパイが食べたくなってきてしまったなぁ…
小学校低学年から中学年向けだが、もちろんそれ以上にも。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 絵本
感想投稿日 : 2023年6月25日
読了日 : 2023年6月4日
本棚登録日 : 2023年6月25日

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