アルが賢者の石を使ってプライドとキンブリーと戦うところから。
罪の無い人たちの命を使って出来た物だから使いたくない、という気持ちを「どんな外見になったって大事なものを守るために闘いたい」というセリフで納得させるところが印象的でした。
「一緒に闘う」というと聞こえは良いけど、やっぱり手段として使う事には抵抗を感じました。
キンブリーを倒した直後、攻撃しかけてやめたプライドの行動はなんでだ?
まさかのヨキの登場でうやむやになりそうだったけど、「勇気ある逃げない人間というのは本当に乗せやすい」と言ってるし、セントラルにアルを行かせるためか?
アームストロング姉弟コンビの闘いはカッコよかった!!
姉の「自分の頭で考えろ!!」がカッコいい!
弟もスロウスに脱臼を入れさせるという力技が痛々しかったけど、カッコよかったです。
強いんですね。
エンヴィーとマスタングの決戦もハラハラした。
ヒューズの仇を取りたいというマスタングにエンヴィーのトドメを刺させてハッピーエンド、としないところが奥深かったです。
エンヴィーのような奴を殺したとしても、感情のまま手を汚した男がトップに立つのはどうなんだという重い選択。
賢者の石で出来たホムンクルスに自決という選択肢があったのもびっくり。
ならホーエンハイムも途中で死ぬということも考えたのかな?
他の人の魂があるから軽はずみな死は選べないのかな。
中央の作戦本部に踏み込んだブリッグズ兵達と一緒に師匠登場!
めっちゃいいところで出てくるな!
カッコ良すぎる!
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
荒川弘
- 感想投稿日 : 2022年6月15日
- 読了日 : 2022年6月14日
- 本棚登録日 : 2022年6月14日
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